島の気候・・・里のDATA

HOME > 屋久島の紹介 > 島の気候 > 里のDATA


気温

まずは、下の雨温図を見て下さい
* 気象データは、気象庁ホームページの過去の気象データから頂きました

屋久島(宮之浦)と東京、大阪、福岡の過去30年(1980年〜2009年)の平均値をグラフにしてみました
何で私の住んでいる都市はないの?!・・・というのはご勘弁を・・・

屋久島雨温図 東京雨温図

大阪雨温図 福岡雨温図

上の雨温図を見て、全て分かる人もいると思いますが・・・
グラフを比較すると、屋久島は海洋性気候、それ以外は内陸性気候、もしくはそれに近い形と言えます

海洋性気候と内陸性気候は以下のような特徴を元に比較して分けます

 内陸性気候 ←→ 海洋性気候
日較差大きい ←→ 小さい
年較差大きい ←→ 小さい
湿度低い ←→ 高い
雨量少ない ←→ 多い  

*日較差:一日の中での気温差
*年較差:一年の中での気温差

海洋性気候と内陸性気候の違いは、水と陸を作る岩石の比熱の違いから生まれるものです
*水の比熱:約4.2J/g・K
*岩石の比熱:約0.82J/g・K

単純な話、同じように太陽からエネルギーを貰ったときに、岩(土も同じ)でできた陸の方が水よりも約5倍温度が上がるのですが・・・ 暖かい物が近くにあれば・・・空気も暖まりますよね?
また、比熱が小さいとさめやすい・・・太陽から貰うエネルギーが少なく(夜は0)になったとき、陸の方が早く冷え・・・ 冷たい物が近くにあれば・・・空気が冷える・・・
・・・と、おおざっぱに言えば、こんなシステムで、陸の影響が大きいほど、日較差、年較差は大きくなる傾向があるわけです

緯度に関しては、当然、屋久島が一番南にあります・・・
年平均気温は東京16.2℃、大阪16.8℃、福岡16.9℃、屋久島19.6℃・・・
平均気温だけを示されたら・・・屋久島の方が南にあるから暖かい・・・と納得してお終い・・・でも、よく見て下さい・・・ 例えば大阪・・・グラフの ”うねり” は大阪の方が屋久島より大きい・・・また、夏の気温は大阪の方が高いでしょ・・・
夏は平均気温が高いだけでなく、最高気温・最低気温も高い・・・大阪の夏の夜は25℃を超え、熱帯夜の連続が想像されます ・・・

このようなことから、屋久島は、回りの海が気温の上下を緩衝してくれるため、夏も冬も過ごしやすい気温であると言えます
ただし、気温は日陰で測るので・・・日向は・・・
日差しの強さは、南(23.4°まで)に行くと強くなります・・・よく晴れた夏に、海水浴・・・気をつけないと大変なことに・・・

ページTopへ

雨量

いくら海洋性気候・・・と言っても、雨が・・・・・・この雨は???・・・と、いうわけで、お隣の種子島と比べてみましょう・・・

屋久島雨温図 種子島雨温図

種子島は緯度も似たようなもの・・・同じように海に囲まれていて、海洋性の気候と言えます。 そのため、気温の変化はよく似ていますが・・・雨量が・・・
ほぼ同じ緯度にあり、同じ海洋に囲まれた島の雨量がこれだけ違うのも見事なものです・・・この雨量の差は、屋久島に有って、 種子島に無いものが作り出している・・・と、考えることができます・・・
屋久島にあって、種子島に無いもの・・・・・・それは、高い山です・・・屋久島は九州で1番から5番(6番?)の高い山が 連なり、洋上アルプスとも呼ばれています。
一方の種子島は最高点で282mしか有りません。
周囲の海によって湿った空気が山を駆け上がり・・・雲となり・・・雨となって降ってくる
屋久島の多量の雨は、奥岳の山々がつくるのです・・・

ページTopへ