ウミガメ
ウミガメの産卵・・・ヒィッヒィッフー・・・
ウミガメの産卵の期間は大体5月中旬~7月末頃までです。卵は2ヶ月ほどでふ化するので7月中旬から 8月下旬は、運が良ければ子ガメも見ることができます
屋久島での産卵上陸はほとんどがアカウミガメですがアオウミガメも少数ながらいます
一頭のカメが一夏に2回~4回上陸、産卵します。アカは回遊性・・・アオは沿岸で生活? とも言われていますが、その生態はまだ完全にわかっていません
ウミガメの“涙”・・・産卵のときウミガメは涙を流し(産みの苦しみ?)・・・と言う話がありますが、確かに、産卵のときカメの目から液体が・・・でも、これは涙ではありません(夢を壊すようでごめんなさい)
でも、産みの苦しみというのは本当かも?・・・産卵のときのカメの息遣いが聞こえるんです!
“フー”・・・“フー”・・・“フー”・・・と・・・ヒィッヒィッフーではないんですけどね???
蛇足ですが・・・ウミガメの雄は上陸しません。お産には付き合わない・・・冷たいのね!?・・・。
1 いなか浜
いなか浜は2005年にラムサール条約に登録されており、アカウミガメの産卵上陸数で日本一です・・・現在、永田連絡協議会が管理・運営をしています
産卵の観察については観察会が開かれており、ウミガメのビデオを見てから亀の生態や観察上の注意などの説明があります・・・その後、亀が上陸し、産卵を始めたら砂浜に案内されます
年間1000頭近く産卵上陸しますが、ほとんどがアカウミガメで、2005年の記録ではアオウミガメは1頭だそうです・・・
バスを利用した場合、行きは最終の永田行きに乗れば良いのですが、帰りの時間にバスはありません・・・タクシーを予約しておく必要があります
開催期間 | 5月10日~7月15日 |
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予約 | ネット予約:3/1~ 電話予約:4/1(13~17時) |
定員 | 50名/日 |
参加料 | 高校生以上 2000円 小中学生 500円 |
連絡先 | 永田ウミガメ連絡協議会事務局 0997-45-2280 |
永田浜 ウミガメ保護ルール
屋久島町エコツーリズム推進協議会ウミガメ保護利用専門部会
期間:5月1日~9月30日まで
- 20:00~翌朝5:00は砂浜に立ち入らない
- ウミガメ保護柵内に立ち入らない
- 焚き火をしない
- キャンプをしない
- 砂を採らない
携帯
- OKです
トイレ
- 浜の入口の駐車場にあります
交通機関
- バス:中野橋下車(徒歩3分)
- レンタカー:宮之浦から県道を約19Km・・・駐車場が小さい
- タクシー:宮之浦から約30分
2 栗生海水浴場
昔は栗生がウミガメ産卵上陸数で屋久島一でした・・・防波堤を作ってから・・・上陸数が減少してしまったそうです・・・上陸数がいなか浜より少ないので、見ることが出来ないこともあります
ここの浜もアカウミガメが主体ですが、私が行ったときは運良くアオウミガメも上がりました
バスを利用する場合、往きは栗生橋行きの最終に乗れば良いのですが帰りの時間にバスはありません・・・タクシーの予約が必要です
地元の人が、亀の産卵保護活動を行っています・・・
浜でウミガメに出会うと・・・産卵をせずに海に帰ってしまいます・・・砂浜を勝手にうろうろせずに保護活動をしている人の指示に従いましょう!
携帯
- OKです
トイレ
- 海水浴場の駐車場にあります
交通機関
- バス:栗生入口下車
- レンタカー:安房から県道を約31Km・・・駐車場あり
- タクシー:安房から約45分